舗装工事では、いきなりアスファルトを敷くわけではありません。
まず施工する場所を確認し、必要な範囲まで地面を掘り下げていきます。
掘削する深さは、道路の状態や施工内容によって変わります。
重機で掘り進めながら、周囲の道路や建物、埋設物にも注意します。
砕石などを入れて、車の重さを支えられる状態まで地盤を整えます。砕石を敷いた後は、ローラーなどの重機を使って締め固めます。
地面の高さを確認しながら、施工する範囲を均一に仕上げていく作業です。
この作業を転圧と呼びます。
道路を長く使うためには、この地盤を固める作業が欠かせません。
地盤が整ったら、いよいよアスファルトを敷いていきます。
運ばれてきたアスファルトを施工場所へ広げ、決められた厚さに整えます。
アスファルトは高温の状態で運ばれてくるため、時間を見ながら作業します。敷いた後はローラーなどで締め固め、道路として使える状態に仕上げます。
道路の端やマンホール周辺などは、特に丁寧な作業が必要になります。既存の道路と新しい舗装部分をきれいにつなぐ作業も重要です。
舗装工事では、重機を操作する作業だけが仕事ではありません。
材料の確認、施工場所の確認、作業員同士の合図なども現場では欠かせません。
未経験で入った場合は、まず道具の名前や作業の流れを覚えるところから。先輩の作業を見ながら、砕石を運ぶ、施工場所を整えるといった仕事から経験を積めます。
土木工事の現場では、目に見えない部分まで丁寧に仕上げることが仕事の基本。
舗装工事に興味がある方なら、こうした一つひとつの作業から技術を身につけられます。